こんにちは、臨床心理士の望月です。

通所リハ「LIFE PACE」では、定期的に回想法を実施しております。
回想法という言葉を初めて耳にする方も多いかと思いますが、
アメリカの精神科医によって確立された、高齢者を対象とする心理療法のことを指します。

以前は、高齢者が思い出話を語ることは、
過去に執着するという意味でネガティブに捉えられがちでしたが、
昨今では高齢者の思い出に対して“よき聞き手”といわれる存在が
共感的に受け入れる姿勢をもって傾聴し働きかけることで、
高齢者ご自身の人生に対する再評価や自己像の強化を促し、
心理的な安定をはかるものとして捉えられるようになってきました。
メディアなどでも多数取り上げられ、
医療機関や介護保険施設など様々な場所において実践されているのです。



回想法では毎回ひとつテーマを決めて話を始めてもらいます。
先日は、「○○からの卒業」というテーマに設定しましたが、
利用者の方々が口を揃えておっしゃっていたのが、
「物忘れからの卒業」でした。
皆さん、少しずつ忘れっぽさがひどくなっていく感じや、
これまで通りに物事を進めることができなくなってきた変化を日々体験しておられ、
一見は元気そうに見えても、
精神的には不安定な状態にあるのだと感じられました。

また、
「自分がこれまでやってきたことの恩を感じてもらいたい」と率直な思いを述べられる方や、
「自分も多くの人の助けに支えられた。自分の誰かのために何かを残したい」
「人は一人では生きられない。社会の中で育てられている。だから、今度は自分が社会に貢献したい」
と、今もなおご自身の役割を模索し、何かをしたいという思いを抱いているお気持ちも拝聴しました。

最後には我々スタッフに対しても、
「人を判断する際に、学歴や職業だけじゃなく人間性を大切にしてほしい」
「袖振り合うのもなんとかの縁っていうでしょ。そういう思いやりを持ってもらいたい」
とメッセージも託してくださいました。

ただ思い出話をするだけではなく、その裏に隠された率直なお気持ちを聞き、支え、
これからを生きていくエネルギーに変えてもらう。
回想法を実施し、利用者さんからのお話を聞くことで、
我々スタッフもまた成長させられているのでした。



 

こんにちは、臨床心理士の望月です。
少しずつ暖かくなり、桜もそろそろ咲いてくるような時期になりました。
通所リハ「LIFE  PACE」でもお花見を予定しているので、
今からワクワクです♪

3月第2週の活動では、全員でマイクロバスに乗り、
西ヶ原にある地震の科学館に行ってきました。
ここでは、地震体験や煙体験、消火器の模擬使用など色々な体験ができます。



皆さん、熱心に話を聞き入っております。






地震被害を受けたキッチンを再現した展示では、
「こわいわねぇ」「全部出てきちゃってるわね・・・」「これじゃ火事になっちゃうわ」
などの感想が聞かれ、皆さん地震の怖さを実感しておられるようでした。



スタッフも、いざという時のために真剣です!



ボランティアさんやドライバーさんまでもが参加し、
全員で消火器の使い方を今一度確認しました!


備えあれば憂い無し、ですね!


 

こんにちは、臨床心理士の望月です。

3月第一週の通所リハ「LIFE PACE」では、季節柄雛祭りが近かったこともあり、
皆さんでお茶と和菓子を楽しみました♪和菓子ニコッ

今の高齢者の方々は、お若い頃のたしなみとして、
茶道や華道を経験されている方が多い印象を受けますが、
利用者さんの中にも、「大昔にちょこっとやったわ〜」と仰る方がいらっしゃいました。


とは言いましても、スタッフはほとんどが未経験・・・。
では、どなたかお茶をたてて下さったのか・・・。



ぴかぴかぴかぴかぴかぴかボランティアさんです!!ぴかぴかぴかぴかぴかぴか



毎週、当通所リハを手伝ってくださっているボランティアさんが、
前日までにお茶の道具や茶器を搬入してくださり、
とてもおいしいお茶を点てて下さっただけではなく、
利用者さんを丁寧にフォローされながら、お茶を点てる体験をさせて下さいました。
お陰で、利用者さんは、自分で選んで買ってこられた和菓子と共に、
ゆっくりと、そして何杯も、美味しいお茶の時間を過ごすことができました♪にた

通所リハ「LIFE PACE」ではお手伝いしてくださるボランティアさんも随時募集しております。
是非、ご興味のある方は一度見学にいらしてください。




 

こんにちは、臨床心理士の望月です。
気付けば3月も半ばに入ってしまいました。
ブログの更新もご無沙汰になってしまい、申し訳ありません。

更新が滞っていた間にも、日々診療は行い、通所リハでは様々なイベントを開催しておりましたが、
その様子は追ってこちらで紹介させていただきます。

今回は医師体制変更のお知らせです。
これまで金曜日に診療を担当されていた石川医師が
3月13日の診療をもって退職されました。
今後は平原医師がすべての診療を担当することになります。
診療時間は下記の通りです。

毎週火・木曜日午前
隔週金曜日午後

※今後変更される可能性もありますので、
その際には、またこちらで周知させていただきます。

この他、電話等でのご相談は平日日中であれば随時受け付けております。
診療のご予約、お問い合わせは、03-3911-2661までお願いいたします。  



臨床心理士 望月友香   

こんにちは。作業療法士の野尻です。
少し遅くなりましたが、2/26(木)の報告です。

木曜メンバーは、北区栄町にある「東書文庫」へ行ってきました。
あいにくの小雨でしたが、都電荒川線に乗って向かいました。
利用者さんは車内で一緒になった保育園児との交流を楽しみながら、無事に到着!




明治以前からの教科書や教育制度についてお話を伺いながら、国の重要文化財にもなっている教科書などの展示を見学しました。

利用者さん自身が使用した教科書、親の世代から話に聞いていた教科書などの実物を見て、それぞれが学生時代を思い出していたようです。
昔話に、新たな知識が加わり、皆さんの活き活きとした表情が印象的でした。
我々スタッフも勉強させていただきました。


野尻亜希



赤羽自然観察公園にある、江戸時代の大規模農家、旧松澤家住宅です。

お雛祭りが近いため、雛人形が飾られておりました。

もともと、大規模農家の出身であるご利用者様が古民家の展示を見て幼少の頃を想起され、農具の名称や使い方、生活風景などたくさんのエピソードをお話しいただきました。

また、東北出身の自称都会育ちであるご利用者様は、あらそう。そうそう。と、
とても楽しそうにお話しに耳を傾けておりました。

通所リハLIFE PACEでは、外出も回想療法に基づいて、想起を促すような場所や、ご自身お一人ではなかなか出掛けられない場所など、たくさんの機会をもうけております。

本多 直子

はじめまして!作業療法士の野尻です。
12月から木曜日の通所リハビリテーション LIFE PACEに関わらせていただいています。早いもので、3ヶ月が経とうとしています。

今日は、作業療法士の「作業」を紹介したいと思います。

「作業」という言葉を聞くと、「手作業」「作業場」などお仕事を想像される方が多いかもしれません。
しかし、作業には「仕事」ももちろん、「遊び」や「休息」などが含まれます。
そして、それらのバランスがとれていることが心身の健康につながると考えられています。

LIFE PACEの”A”はアクティビティ(活動、作業)です。
これまで、コラージュ、クリスマスカード作成、パソコン操作、ケーキ作りなどに取り組んできました。
利用者さんに話を聞くと「昔はよくやったけどやらなくなったね…」「今はできないと思う」「一人だとなかなかできないね」などの言葉が聞かれます。これらが積み重なると、いつの間にか諦めてしまう作業が生まれてしまいます。

誰かと一緒だったら…!少しの手助けがあれば…!できる場所(機会)があれば…!
LIFE PACEならば、それぞれの大事な作業、意味のある作業が行える。「少し挑戦してみようかな?」そんな思いが生まれる支援ができたらと、考えています。
”あなたの大切な作業は何ですか?”

ちなみに…私の大切な作業は、睡眠と趣味のスキューバダイビングです♪

*写真は沖縄の海で撮影したウミガメです。

野尻亜希

 

こんにちは
ケアワーカーの本多 直子です。

寒い日が続きますが皆様はいかがお過ごしでしょうか?

昨年末に私どもLIFE PACEでは、梶原診療所の屋上にチューリップの球根を100球近く、プランターに植えました。

そして…やっと、芽が出ました!!!

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桜と同じ頃かな?
利用者様が、配色まで考えて植えてくださいました。

咲くのが今から楽しみです。

本多 直子

先月に引き続き、香研究家の渡辺えり代さんをお招きしてお香ワークショップを行いました。
ご家族で参加される方、飛び込み参加される方など多くの方に来ていただきました。

オレンジやグレープフルーツなど身の回りにあるものの匂いを当てるゲームを行いました。
これが以外と難しいんです。目隠しをして匂いをかぐ、ぜひ試してみてください。




次に匂い袋作りを行いました。日本の自然にある香りのする葉っぱや木くずを組み合わせていきます。ヒノキ、クスノキ、丁子、ヒバ、シナモン(桂皮)や大変珍しいとされる芳樟の葉などをブレンドして世界で1つの匂い袋が完成しました。参加者さん同士で匂いのかぎっこをするなど大変盛り上がっていました?

最後に感想の交換をしましたが、お風呂を思い浮かべた方や昔の懐かしい風景を思い浮かべた方、繊細な匂いが好きといった新たな自分の一面を発見した方など、皆さん、感じ方はそれぞれでした。




渡辺さんは日本の古来からある匂いを知ること、オイルなど加工されていない自然の匂いを感じることの大切さを話されていました。
匂いの感覚は鍛えられるとのことです。匂いを嗅ぐことで気持ちの安らぎを得たり、脳の活性化にも繋がるようですよ。







次回が最終回になりますが、3/17(火) 10:00〜12:00 オレンジほっとクリニックにて行ないます。皆さんのご参加をお待ちしております。参加を希望される方は下記にご連絡ください。
ohc@fureaico-op.com
担当:中塚・前田


最後まで読んでいただきありがとうございました。

前田亮一

こんにちは、臨床心理士の望月です。

先日、2月の介護者ほっとステーションが開催されました。
当日の様子を載せようと思い、少し日が経ってしまいましたが、
実はそこに私の狙いもありつつ…。
それは後ほどお話しますね。

まずは、歯科衛生士の先生による口腔ケアに関するレクチャーから始まりました。

高齢になると、身体機能の低下と並行して、
唾液の分泌量が減ったり、歯肉の炎症がおきやすくなるなど、
お口の中も衰えてしまうのです。
お口の機能低下によって起こるトラブルの1つに誤嚥性肺炎があり、
高齢者の場合、寝たきりや命の危険にも繋がりかねません。
逆に、いつまでも奥歯でしっかりと噛める口腔環境を保っていると、
噛むことが脳に刺激を与え、血流をアップさせることで、
脳梗塞や認知症の発症予防、状態改善につながることが研究によって明らかにされています。

こうした説明を、皆さんとても熱心に聞き入っており、
時折個人的な質問をされる方もいらっしゃいました。



後半は歯ブラシなどを使って実際に歯を磨いてみることもしてみました。
先生曰く、大切なことは高価な歯磨き粉や歯ブラシを使うことではなく、

「丁寧に磨くこと」

それさえ徹底すれば、何も歯磨き粉は必要ないらしいです!

というわけで、私も実践してみました!
この1週間、特に歯磨き粉は使わず、
その代わりに丁寧に歯磨きをすることを心がけてみました。
すると翌朝の口のネバつきや着色汚れなどが軽減されてきたんです!

日ごろ何気なく行っている歯磨きですが、
本当に歯を磨けているのか、是非皆さんも一度意識してみてください♪

3月は介護者ほっとステーションはお休みになり、
次回は4月14日(火)を予定しております。
また日にちが近くなりましたら、
詳細をこちらでお伝えしようと思います。

 


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