こんにちは、臨床心理士の望月です。
今回はオレンジほっとクリニックにて開講しております介護者教室、
その名も「介護者ほっとステーション」について紹介いたします。

認知症ケアにおいては、病と向き合うご本人はもちろんのこと、
介護される方々にもその負担は重くのしかかり、
介護の辛さから、介護者自身が心身ともに疲弊して倒れたり、
自殺や心中を考えてしまう段階まで追い詰められてしまうことがあるのが現状です。

オレンジほっとクリニックでは、認知症高齢者ご本人だけではなく、
介護者の方々をも支援する包括的な医療モデル(梶原モデル)を実施しており、
その一貫として、介護者教室を定期的に開催しております。
普段、あまり人には言えない介護にまつわる悩みや愚痴を少しでも吐露し、
それを同じような体験をしている方々と共有することで、
心がふっと軽くなることがあるのではないでしょうか。

介護者ほっとステーションは毎月第二火曜日、
午後2時からオレンジほっとクリニックにて開催しております。
次回は2月10日(火)になります。
毎回、30分ほどのミニレクチャーを実施した後、茶話会を設けております。
少しでもご興味のある方は、是非ご参加ください。

ご質問・お問い合わせは 03−3911−2661(中塚・上島)までお気軽にどうぞ。



 

こんにちは、臨床心理士の望月です。
前回の更新から、少し日が空いてしまいました。

先日のLIFE PACEでは、初めてパソコンを使ったプログラムを実施しました。
というのも、利用者の方から、「パソコンを使って色々検索してみたい!」という声が上がったからです。

LIFE PACEでは、利用者の方々の自主性や自律をなるべく尊重した関わりを大切にしています。
一番最初に所長平原が書いた記事を見ていただくと詳細が載っていますが、
LIFE PACEの”I”にあたる、Independence/Autonomy(自立と自律)の部分ですね。

日常生活において様々な支障が増えてくる中で、したい気持ちはあるけれど一人では行えず、
諦めざるを得ない状況が、特に初期認知症の方々には重くのしかかっているのです。
そこでLIFE PACEでは、それらの想いを丁寧に伺い、
可能な範囲で実現できるようお手伝いできればという思いから、
今回のパソコンプログラムが実現しました。

といっても、パソコンの数が到底足りず・・・。
ですが、お一人の方が検索される傍らで、皆さん食い入るように覗き込んでいました。



自分が何歳になろうと、自分がどんな状況に陥ろうと、
挑戦する気持ち、諦めない気持ちを忘れてはいけないな、とまた皆さんに教わった気がします。

望月友香
 

こんにちは。オレンジほっとクリニックの看護師の中塚です。前回のブログでダーツを楽しんでいるスタッフの写真が掲載されていましたが、そのスタッフが私です!生まれて初めてのダーツ体験。5本のうちの3本しか的にささらなかったような。次回、リベンジです!

さて、私はオレンジほっとクリニックでは、ケア外来業務、デイケアでは、利用者さんの体調を確認し、安全にプログラムが行われるよう、配慮しています。

デイケアは昨年9月に火曜日に開始、12月から木曜日も開始しました。
「こういう場がほしかったのよ。」
「最近全然乗ってなかった都電に乗って良かったわ。(飛鳥山へ外出時)」
などいろいろな感想をいただいています。私たちスタッフは利用者さんの笑顔が大好きです。真剣に園芸や製作などに取り組んでいる表情も大好きです。
「一人ではできないけれどみんなとならできる。」
「一人では出かけられないけれどみんなとなら安心して行くことができる。」
これからも、利用者さんから、やってみたい、行ってみたいなどの希望を引き出し、実現できるよう、一緒に企画を考えていきたいと思います。そして、利用者さんらしさが最大限、発揮できる場をめざしていきたいと思います。

20日は、いよいよお香の専門の先生による講習会があります。今から楽しみです。ご興味がある方は、2月、3月も予定していますのでご希望される方はご連絡をお待ちしています。

こんにちは、臨床心理士の望月です。

少し前のことになりますが、年明け1回目の通所リハで書き初めをした記事を
アップするのを忘れておりました・・・。

書道に対して苦手意識をお持ちの方もいらっしゃり、
さほど頻繁には行っていないのですが、
せっかくの年明け1回目なので書き初めをしよう!ということになりました。
書道道具を人数分全て揃えるのはなかなか大変ですが、
LIFE PACEでは組合員の方々のご協力のお陰で、
筆、文鎮、半紙、墨など、十分すぎるほど揃っているのです。
通所リハ開設に当たっては、書道道具に限らず、組合員の方々から様々なものを頂戴し、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
大切に使わせて頂いております。

実際に書き初めをしてみると、
お手本を見て上手に書こうとする方、自分の願いを自由に書にしたためる方など、
取り組み方は様々です。
「小学生の頃にお正月の宿題で書き初めがあって、それが新学期になって学校に貼られると、
自分のが下手で下手で、本当に恥ずかしかった」

と、若かりし頃の苦い思い出を語りながら、
それでもどうにか取り組んで下さる方もいらっしゃいました。

できあがった作品を見てみると、
それぞれに思いが詰まった書がいくつもあり、
せっかくなので通所リハの壁に貼ってみました。


利用者さんが、一文字一文字丁寧に書いて下さった書から受け取れる
メッセージもそれはそれは強いのですが、
スタッフが書いた書からも、ビンビンと強いメッセージを感じます!!(*_*;


みなさん、どれがスタッフの書いた書か、お分かりになりますか?(^▽^;)


望月友香

こんにちは、臨床心理士の望月です。

現在、火曜日と木曜日の週2日オープンしている、通所リハビリテーション「LIFE PACE」ですが、
先日は利用者の方々と身体を使ったゲームをしました。
ボーリングや輪投げといった比較的身近なゲームだけでなく、ダーツにも挑戦しました。

利用者さんは初めてのダーツ体験だったのでしょうか。
投げ方から分からず、最初は恐る恐る・・・といった感じでしたが、
皆さん、飲み込みがとても早く、3回戦目に入る頃には高得点を狙うほどに!!



もちろん、スタッフ達も一緒に楽しんでいましたよ。


負けず嫌いの性格が顔を出す方、マイペースに取り組んだ結果好成績を収める方など、
利用者さん個人個人の個性が出ていて、とても有意義な時間でした。


望月友香

 

こんにちは、臨床心理士の望月です。

先日の通所リハビリテーション「LIFE PACE」にて、
こんなことが利用者の方から語られました。


「昔は年末年始、それはそれは忙しかったけれど、
それでも一つ一つの行事や慣わしなんかを大事にしていましたね。
今はそういう光景が少なくなってきているように感じます。
時代が変わって、そんなことをする余裕もなくなってきたからでしょうか」


確かに利用者さんのお話を聞き、自分の生活を振り返ってみると、
忙しさにかまけて、おざなりに済ませてしまっていることがたくさんあるなと感じます。
色々と勉強させられることが多く、私達スタッフにとっても、
利用者さんのお話はいい刺激になっているのではないかなと感じます。

貴重なお話を聞いたこともあり、とりあえず鏡開きをきちんとやってみることにしました。
なかなか上手くいかず悪戦苦闘したことに加え、うっかりしていて刃物を使ってしまいましたが・・・。
また来年リベンジです!!






望月友香

はじめまして、臨床心理士の望月と申します。

オレンジほっとクリニックの公式ブログが立ち上がり、早一ヶ月が経とうとしております。
これまでに投稿された記事を読んでいただけると、当クリニックでどんなことが行われているのかはお分かりいただけると思いますが、、、私、気付きました。

クリニック内の雰囲気が伝わりにくいっっ!!

と…。

そこで今回は、クリニック内の様子や通所リハビリテーションのお部屋などを紹介させて頂きたいと思います。

まずは高齢者ケア外来を行っております診療部門からです。


この2枚はどちらも診察室内になりますが、壁にはが溢れています。
無機質になりがちな診察室ですが、その名の通り来院された患者様やご家族の方々にほっとした気持ちになっていただくため、なんとか温かみのある診察室になるよう心掛けました。
実はこれ、ウォールステッカーという壁に貼るタイプのシールなんです。
美術的センスに優れたスタッフが、木の葉一枚に至る細部までバランスを考えながら貼ってくれたものです。



こちらの2枚は待合室になります。
規模の小さいクリニックですので待合室はやや狭いですが、今年の干支である羊ちゃんと共に、こちらもまた温かい環境づくりに努めております。 


こちらは通所リハビリテーションを行っているお部屋です。
中央のテーブルに全員で輪になって座り、体操や歌唱、回想法やコラージュ、書道など様々な活動を行っています。


いかがでしたでしょうか。
少しでもクリニック内の雰囲気は伝わりましたか?

今後は各スタッフから自己紹介を兼ねた記事の投稿なども進めていきたいと思っております。
地域に開かれ、かつ地域に根差し、いらした方がほっとする気持ちになれるクリニックであり続けるよう、スタッフ一同日々邁進しております。
今後もオレンジほっとクリニックを宜しくお願いいたします。

望月友香

作業療法士の前田です。

オレンジほっとクリニックでは香研究家の渡辺えり代さんをお迎えして、お香ワークショップを3回シリーズで開催いたします。若干名ですが募集しております(先着順)。1回のみの参加も可能です。参加いただける方は中塚・前田(ohc@fureaico-op.com)までご連絡ください。


日程:平成27年1月20日(火)、2月17日(火)、3月17日(火)
時間:10:00〜12:00(受付9:30より)
場所:オレンジほっとクリニック ?http://www.fureaico-op.com/orange/

講師:渡辺えり代 先生 (香研究家・香研究会IRI代表)
内容:【1】聞香会【2】梅の花の香りxアート表現【3】 匂い袋つくり ニッポンの香りを使って、嗅覚を活性化するワークショップ
参加費:1回1000円

〜内容のご紹介〜
■ 第1回【お香のお話と聞香会】お香のレクチャーの後に、伽羅や白檀の香木の香りをじっくり 聞き、その効用を深く味わう新しいスタイルの香道を体験していただきます。

■ 第2回【梅の花の香りxアート表現】フレッシュな梅の花と梅の花を入れてつくった練香の香りを味わった後に、それそれの印象をもとに、自由にアート表現します。

■第3回【匂い袋づくり】香りのお話の後に、さまざまな香材を使って、お好きな 香りの匂い袋をつくります。


オレンジほっとクリニック ブログ
http://hottochan.jugem.jp







 所長の平原です。 
 最近、海外の認知症のサイトをみると、このジャーニー(旅・旅路)という表現がよく使われているのを目にするようになりました。
それに習って、私も認知症の講演でお話しするとき、アルツハイマージャーニーという言葉を最近よく使います。
もともと、エンド・オブ・ライフケアの世界では、トラジェクトリー(軌道、軌跡)という言葉がよく使われていました。
しかし、軌道というとすでに決定づけられていて、人間の思いや意思が入る余地のない空虚で無機質なもののように聞こえますが、
ジャーニーという言葉を使ったとたんに、様々な景色が浮かび、同伴者やすれ違う人や景色のことが想像され、
いろんな楽しみや想い出が連想させられます。

ただ、アルツハイマーの旅は自分の意思で始まるのではありません。
ある日突然に、何の準備もできていないまま、旅立ちが告げられます。
旅人はちょうど、深い霧のたちこめる森に迷い込むように、うつむきかげんに重い足取りでゆっくりと歩いていきます。
彼は地図も羅針盤も持っていません。孤独で不安な旅が始まります。

旅にはたいてい家族という名の同伴者がいます。
2010年の信濃毎日新聞の調査によると、認知症の介護者の多くは数年以上の介護をされており、
介護の疲れを、「かなり感じている」31.7%、「感じている」47.4%、
将来介護がさらに負担になる不安は、「かなりある」43.3%、「ある」39.9%、
さら、「介護に疲れ、自殺や心中を考えたことがある」が18.0%でした。
御家族にとってもまた、大変な旅を強いられることいなります。

誰もが初めての過酷な旅です。この旅にはガイドが必要です。
私たちオレンジほっとクリニックのスタッフは、認知症の方と御家族のガイドになりたいと思っています。
私たちは、1999年に高齢者ケア外来をスタートし、
認知症高齢者とご家族を支援する包括的医療モデル(梶原モデル)を構築してきました。
その中で、私たちは医療者がどのように認知症高齢者とご家族に寄り添っていくかというノウハウを
認知症のステージアプローチという本にまとめ、出版させていただきました(参考文献)。
15年以上、認知症の方と御家族と向き合う中で、私たちは旅の始まりにきちんと準備をして、
よきガイドを得て旅をすれば、病は進んでも、家族や大切な人との関係性が深まり、人生は豊かになりうることを教えられてきました。
さらに、よきガイドになれるように、スタッフ一同頑張ります。
 
参考文献) 平原佐斗司編著 「医療と看護の質を向上する認知症ステージアプローチ入門
       〜早期診断、BPSDの対応から緩和ケアまで〜」(中央法規)

 

作業療法士の前田です。

通所リハビリテーション「LIFE PACE」を担当しています。
今回は「私たちが大切にするもの」をお伝えしたいと思います。



私たちは「認知症であっても、笑顔で、安心して暮らすことができる」ことを目指しています。
そのために出来る支援とはなんでしょうか??


利用者様に生活への希望をお聞きすると「普通にお友達とおしゃべりしたいし、いろいろな場所に行きたいです。」と話されています。またお茶会や外出活動の際には「私はこういうことがしたかったの。」と多くの方が笑顔で仰っていたのが印象的でした。したい気持ちはあるが、一人では行えず、諦めざるを得ない状況にあるのだと感じています。


介護保険では初期の認知症の方に対するサービスは多くありません。初期の段階では日付や記憶が曖昧になるため「約束」が難しくなってきます。そのため、友人との関わりなどが疎遠になってしまい、徐々に社会とのつながりが持ちにくくなります。生活に支障が出始めるこの時期は特に不安が強く、適切なケアや多職種による専門的チームでサポートを行うことが必要です。





私たちのサービス内容は以下のようなものがあります。

ヘルスケア・プログラム
認知症の状態を適切に把握し、可能な限り進行を遅らせるために、多面的な評価とアプローチを行います。
具体的には、生活状況の確認、健康管理方法の説明、回想法、自主トレ提示、心身機能評価、ライフレビュー作成などがあげられます。

コミュニティケア・プログラム
生活管理や家庭内での生活だけでなく、趣味活動、外出、社会活動への参加などの支援を行います。
具体的には、クリスマスツリーワークショップなど季節のイベント企画、お香など地域の活動への参加、近所への外出などがあげられます。






ご本人、ご家族様の想いを希望に沿うように生活や健康バランスをとりながら、生活上の不安を解決できるようサポートを行っていきます。
生活の中になにか不安を感じる場合にはぜひご相談ください。

また今後、様々な活動を行っていく予定です。お手伝いいただけるボランティアの方も随時募集しております。ご協力よろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

                                            前田亮一


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